エネルギー環境設計株式会社の決算をご報告いたします。

2006年6月吉日

東京都大田区羽田旭町7-1　　
　　　　エネルギー環境設計株式会社
代表取締役社長　　加治　均

コンサルテーション、エンジニアリングサービスの海外展開

コバーナに代表される当社の卓越した燃焼伝熱技術は海外でも高い評価をいただき、 海外顧客より特命で省エネルギー診断業務や機器開発･設計に関わるエンジニアリング業務を受注し、遂行しています。

電気式過熱蒸気発生器の受注･納入

2006年1月、韓国最大手の食品会社向けに電気式過熱蒸気発生器を納入いたしました。 　　　　　この食品会社は生産量増大を目的として、生産ラインに使用されている飽和蒸気を過熱蒸気に切替えることを計画しています。 その第一歩として、同社の研究所向けに12kWの電気式過熱蒸気発生器を納入いたしました。 　

決算概況

第5期の主なる顧客は、橋本産業株式会社殿、日本エンジニアリング株式会社殿、千代田アドバンスト･ソリューションズ株式会社殿、 株式会社ジャプス殿、栗田工業株式会社殿、財団法人潤滑油協会殿、財団法人日本産業技術振興協会殿、アロー･ビジネス･コンサルティング株式会社殿、 有限会社エクスデザイン殿、CJ Corp.殿、日本商工有限公司殿などです(順不同)。
機器販売として12kWの電気式過熱蒸気発生器を納入いたしました。また、コバーナ付ローレンジについては、貸出用ローレンジの製作を行いましたが、販売にはいたりませんでした。第5期は、コンサルテーション、エンジニアリング業務に経営資源を投入した結果、1,095千円の経常利益を計上することができました。
今期の貸借対照表を下表に示します。

次期見通し

1) コンサルテーション、エンジニアリングサービスの海外への積極展開
受注済み案件の確実な遂行と旺盛な海外顧客からの需要に応えるべく積極的に営業活動を展開いたします。
2) 過熱蒸気発生器の受注
研究所での実績を背景として、韓国最大手の食品会社の生産ラインに採用されるべく、受注活動を展開いたします。
3) コバーナ付ローレンジの技術移転
コバーナ付ローレンジのデモ機の貸出を継続するとともに、その評価を基に技術移転を目指します。
4) 研究開発業務の再開
NEDOを始めとする公的機関への助成金申請をすすめ、研究開発を再開します。このための研究開発者を起用します。
5) 人的資源の拡充
旺盛なコンサルテーション、エンジニアリングサービス需要に応えるべく社員採用を含む人的資源の拡充を図ります。
6) 新事務所の確保
平成18年7月までに、コンサルテーション、エンジニアリングサービスにふさわしい新事務所を確保いたします。

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